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12月

クリスマスを迎えて

こひつじ園理事長(牧師) 平山 豊治


一年過ぎるのが段々早く感じます。

「 早く20歳になりたい18歳。20歳に出来るなら戻りたい81歳。 」

時を止めること、戻すことは誰にもできません。川の流れのように流れていく時をどのように生きるかです。


世界で一番長く、広く祝われているのが「クリスマス」です。韓国でも台湾でもフィリッピンでも、ヨーロッパやアメリカでも多くの人がお祝いをしています。


赤ちゃんイエス様の誕生です。イエス様の生まれを記念し、お祝いするのがクリスマスです。イエス様の誕生は、我々人間の誕生とは違っています。それは神の子の誕生だからです。


イエス様が生まれた今から約2千年前、世界はローマ―帝国の軍事力によって地中海沿岸を支配していました。世界を支配するのは軍事力。その力を持っていたのがローマ帝国でした。反抗する国々、人々を軍隊の力で抑えていました。


これは今日でも変わりません。人間の歴史は戦争の歴史です。世界は二回も大戦争に進んでいました。それでも反省することなく今も軍事力(暴力破壊)の考えが人間を支配しています。


毎日のように、ロシア、ウクライナ。中東戦争のニュース。日本の隣の国からは若い兵士たちがロシアに送られ戦っています。日本も1942年12月、大国アメリカに戦争を仕掛け4年間の戦いによって多くの悲劇を生みました。人間は戦いが好きな生き物なのでしょうか。


冒頭の言葉は、イエス様が生まれた時、天から聞こえた神様のメッセージです。イエス様の願いは平和です。イエス様が伝道生涯を始められた時に語った言葉は「平和をつくる人は幸いである。その人たちは神の子と呼ばれる。」何と素晴らしい言葉でしょうか。


平和を愛し、平和のために働く人は神の子と呼ばれるのです。2019年12月アフガニスタンで殺害された中村哲さん。医師でありながら戦争の原因は貧困にあると、乾燥していた土地に水路を開き多くの農地を生み出しました。平和をつくるために働いた人です。神の子です。


みんなが大きな働きをすることはできません。しかし人間関係の中で平和に過ごすことはできます。家庭(夫婦関係親子関係)。職場(同僚、上司との関係)。社会(隣人との関係)。それぞれが平和であればクリスマスのすばらしさを過ごせます。神様はそのために助けてくださいます。


「 平和をつくる人は幸いな人です。その人は神の子と呼ばれます。 」



11月

感謝の心

こひつじ園園長 浅利みどり


10月11日、第47回 こひつじ園運動会が神栖防災アリーナにて行われました。当日は保護者会役員の方々をはじめ、ご家族の皆さんのご協力をありがとうございました。ご不便をおかけしたこともあったかと思いますが無事に開催できたことに心から感謝いたします。


今年は久しぶりに全園児一緒の運動会となりました。全年齢が一緒になると子どもたちの成長のすばらしさを改めて感じることが出来ました。


小さいクラスはおうちの方と一緒に歩いたり、抱っこしてもらったりして競技に参加する子どもたち。泣いている姿も、自分で!と頑張っている姿も本当に可愛く、またおうちの人に甘えている姿にも幸せを感じました。


また、ばら組さんは、去年までおうちの方と一緒だったのに、一人一人が頑張っている姿にまた感動。ゆり組さくら組さんの、緊張しているけど堂々と頑張る姿に感動!一つ一つ成長の階段を登って子どもたちはそれぞれの良さを生かしつつ大きくなっていくことにまた感動でした。


保護者のみなさんも我が子の成長に喜びと感動があったのではないでしょうか。その感動をぜひ子どもたちにも言葉で伝えて共に喜んでいただきたいと思います。


今月のおことばは『 感謝の心を持つ人になりなさい 』です。聖書の中のその言葉の前にはこうも書いてあります。『 キリストの平和があなたがたの心を支配するようにしなさい 』


平和な心とはどんな心でしょうか。世界を見渡すと争いや戦争、犯罪などのニュースを毎日のように耳にします。なぜ?どうして?と思うような事件もたくさんあります。子どもたちがこれから大きくなって社会に出ていくときに、一人一人が感謝の心を持ち合わせ、平和の心を持つ人が増えたら、どんなに優しい社会になるだろうと思います。


マーチング発表前の最後の練習の時に子どもたちにこう話しました。「みんながこんなに立派にかっこよくできるようになったのは、みんなが頑張ったこともあるし、毎日ご飯を作ってくれたりお世話をしてくれるおうちの人がいるからだね。そして一生懸命教えてくれた先生がいたからだよね。」と。子どもたちはそれを聞いて大きくうなずいていました。


毎週月曜日は、ばら・ゆり・さくら組が遊戯室のホールに集まって一緒に礼拝します。その中で賛美歌を歌ったり、聖書のお話を聞いたりしています。12月はクリスマスを迎えます。このシーズンも子どもたちに感謝・平和の心を様々な面で伝えていきたいと思います。ご家庭でも普段の育児が喜びと感謝に溢れ、平和な時となりますようにお祈りしています。


10月

リトル★エンジェルス

こひつじ園園長 浅利みどり


暑かった夏もようやく終わりをつげ、季節はだいぶ秋めいてきました。今年の夏は例年以上に暑く、子どもたちの健康により一層気を配りました。保護者の方々もお疲れ様でした。


10月はいよいよ運動会が開催されます。今年は久しぶりに全園児での運動会です。子どもたちの可愛らしい姿が今から楽しみです。また今年は初めて平日開催となりました。天気による日程変更なく、また子どもたちが気候に左右されずできるように室内での運動会となります。


会場予約は土日では厳しいこともあり、平日の開催となりました。ご家族の方々のご理解を感謝いたします。子どもたちはお家の皆さんにかっこいい姿を見せようと練習を頑張っています。また職員も何度もミーチングを重ね、よい運動会になるよう準備をしています。当日はご家族揃ってお越しいただき、温かい声援をよろしくお願い致します。


さて、こひつじ園では、長年、マーチングバンドを保育・教育の中に取り入れてきました。こひつじ園マーチングバンドのチーム名は「リトル★エンジェルス」です。まさしく小さな天使たちの集まりです。


保護者の方や職員のなかにも「リトル★エンジェルス」だった人もいますね。運動会での姿を見て懐かしく感じるのではないでしょうか。


マーチングは、アメリカの青少年教育のためにも用いられていたそうです。こひつじ園ではなぜマーチングを取り入れているのかと言うと、上手に演奏することが1番の目標ではなく、

①頑張る力が養われる 

②できた喜び、頑張ったことを褒められる経験をする 

③それらを通して自信がつく 

ということを子どもたちが体験し、身につけて欲しいという願いを持っているからです。私たち保育者も専門の先生に年5回指導を仰ぎながら、子どもたちにより良い方法で接していくことを学んでいます。


素晴らしい演奏と演技をする子どもたちを見て、どんな厳しい練習をしてるのかと聞かれる時がありますが、そんなことはなく指導のポイントを抑え集中して短時間で楽しみながら、時には子どもと一緒に考え、喜びながら練習しています。


子どもたちからは「今日の演奏は揃ってて気持ちよかった」「今日はズレてた」「練習を毎日やりたい」「皆に見てほしい」など自ら考え感じている様子が溢れています。子どもだからと言ってここまでしか出来ないということは全くありません。むしろ天井がないくらい子どもたちは成長していきます。それはマーチングだけでなく遊びの中にも、毎日の様々な場面で言えることです。


たくさんのお客さんの前で披露することはとても緊張します。子どもたちの表情はお家では見せない顔つきをするかもしれません。真剣さの表れです。


今年の運動会でもどんな姿が見られるかとても楽しみです。そして内面的にも大きな成長の一場面になることを期待しています。うまくいってもいかなくても、ここまで頑張ったこと、たくさん褒めていただけたらと思います。


10月がスタートしました。今月の聖書の言葉は先月に引き続き「神がお与えになる賞を得るために目標をめざして走ります。」です。


私たち大人も今年度の後半も目標めざして頑張って行きましょう。


9月

目標を目指して

こひつじ園園長 浅利みどり


残暑が厳しく、台風などの自然災害も心配される日々です。皆さんやご家族の体調はいかがですか。


こひつじ園の子どもたちは毎日元気な声を響かせて、笑顔いっぱい過ごしています。ご家族の皆さんのサポートに感謝いたします。まだ暑さが続くようです。引き続きお子さんの体調管理よろしくお願いいたします。


10月はこひつじ園の運動会が予定されています。今年はコロナ後はじめて全園児での運動会を計画しています。先生たちは子どもたちが楽しんで参加でき、保護者の方と共に楽しみ、喜べるものをと、工夫し準備を進めています。温かい応援と励ましをよろしくお願いいたします。


毎月、園児は聖書の一節を“今月のおことば”として覚えています。9月はこの一節「神がお与えになる賞を得るために目標をめざして走ります。」


皆さんは目標がありますか?尊敬している牧師先生に「皆さん!ビジョン(将来のあるべき姿)を持ちましょう!」と力強く語られたのをよく覚えています。


私が子どもたちと携わる中で抱いているビジョンは *こひつじ園で育った子どもたちが、自分や周りの人を愛することができ、幸せな人生を歩んでほしい* ということです。そのために大切な乳幼児期の保育と教育があると思っています。


子どもたちは毎日、色々な目標を持って過ごしています。「マーチングが上手になりたい。」「ブロックを完成させたい」「雲梯ができるようになりたい」「ママにお手紙書きたい」「靴を一人で履きたい」「自分で食べたい」「つかまり立ちから一歩出したい」


言葉にはできなくとも、達成したい気持ちやパワーが溢れています。そのやりたい、できるようになりたい、でも失敗した、また挑戦したい、その繰り返しで子どもたちは成長していきます。そんな姿を感じたとき、私たち保育者は嬉しくてたまりません。


子どもだけでなく、大人もいつまでも成長できます。体力はなくなっても、経験値は増えていきます。聖書の一節にこういう言葉があります。『「外なる人」は衰えていくとしても、わたしたちの「内なる人」は日々新たにされていきます。』


育児や家事、仕事、人付き合い、日々様々なことがあると思います。良いことだけでなく、心を煩わせることもあるかもしれません。しかし子どもたちのパワーのように、日々新しくされていくことを信じて、休憩しつつ、残りの暑さも乗り切っていきましょう。


8月

感動を笑顔に

こひつじ園園長 浅利みどり


毎日猛暑が続いていますが、皆さんは体調など崩されていませんか。こひつじ園でも感染症対策と同時に熱中症対策にも心がけて保育・教育しています。


夏だからこそ味わえる外でのプール遊びも、本来であればもっと思い切り水遊びをさせてあげたいのですが、熱中症の危険があると思われる場合はお休みをしています。ご家庭で過ごすとき、熱中症にも十分気を付けて過ごしていただきたいと思います。


さてパリでは現在オリンピックが行われています。連日、日本人をはじめ選手の皆さんの活躍が報じられています。私も我が家の子どもたちと応援し、感動し、盛り上がっています。


ここに来るまでには、どれだけの練習や努力があったのだろうと思わされます。そして、その一人一人の周りにはたくさんの方々の応援やサポートがあったことでしょう。頑張る姿は見る人に感動と勇気を与えます。私も頑張ろうとの気持ちが湧いてきます。ぜひご家庭でも頑張る選手の姿を応援し、話題にしてみてはいかがでしょうか。


子どもたちの成長は、目に見えるもの・目には見えないものがあります。そのどちらもなくてはならないものです。こひつじ園でも日々子どもたちの成長を目の当たりにして、オリンピックにも負けずとも劣らない感動を与えてくれています。


「一歩歩けた!」「先生!って言ってくれた!」「泣かずに登園できた!」「お友だちに優しくできた!」「マーチングの新しい演奏ができるようになった!」など、挙げればきりがないほど毎日感動であふれています。とても嬉しく感謝なことです。


子どもたち一人一人の背景にはご家族の方々がいて、お仕事や家事など沢山の支えがあり、健康に過ごせています。暑い中での日々の子育てお疲れ様です!そしてありがとうございます!


私たち大人も大きい成長はもちろん、小さな成長にも心にとめて感動し、それを言葉にして子どもたちに伝えていきましょう。感動を分かち合えたときの嬉しそうな笑顔が目に浮かびます。そしてまた次の成長につながっていきます。たくさんの感動が毎日あふれますように。


7月

親子のかかわり

こひつじ園園長 浅利みどり


日々暑さが増してきて、本格的な夏の訪れを感じつつあります。この夏も子どもたちが元気に過ごし、夏ならではの遊びや経験ができたらと思います。


こひつじ園では熱中症対策として、各お部屋の温度・湿度を測り、子どもたちが快適に過ごせるよう環境を整えたり、水分とミネラル補給のため麦茶の他にアクエリアス(午前に1回・午睡後1回)を提供しています(1歳児以上児対象)。


様々なことに気をつけながら日々過ごしています。梅雨が開けたらプール遊びも始まります。ご家庭でもお子さんの体調を整えて登園できるようによろしくお願いいたします。


子どもたちのより良い成長のためには「早寝・早起き・朝ごはん」と言われています。これはもう耳にタコができるほどお聞きになっているのでは無いでしょうか。今回はそれに加えて“親子のかかわり“の大切さをお伝えしたいと思います。


親子のやり取りやふれあい、会話も子どもたちの発達にとってすごく大切です。親子の会話は言葉の理解や説明能力の発達につながります。またその会話の中で子どもをたくさんほめることも大切です。ほめられた子どもは自信がでて、自己肯定感が増し、何よりも幸せな気持ちになります。大人の私たちもほめられたら嬉しくなりませんか。


「親のほめ言葉は子どもの心の発達がよい方向に進み、気持ちの理解やコントロールにかかわる脳の部分を発達させ、優しい子どもになる」とも言われています。


大人も日々忙しい中にあるかと思います。お父さんお母さんが頑張っている姿を子どもたちは良く見て感じ、いずれその頑張りを理解してくれるようになります。長い時間でなくてよいので1日の中で“親子のかかわり“を意識してみませんか。大切な子どもたちの成長を願ってこひつじ園でも日々保育・教育しています。


保護者面談が行われています。お忙しい中ありがとうございます。子どもたちの更により良い成長のため、おうちの方とお子さんの成長を共有し協力して行けたらと願っております。暑い夏も健康に気をつけて頑張っていきましょう。


参照:「子どもたちに大切なことを脳科学が明かしました」川島隆太・松﨑泰 著


6月

喜び 感謝 祈り

こひつじ園園長 浅利みどり


先日は、ゆり組・さくら組の親子遠足がありました。5年ぶりに東京ディズニーランドへ行くことができました。駐車場や入り口の荷物チェックなど色々と様変わりし、アプリで混雑状況やアトラクションの予約もできたりと、様変わりした様子に驚きと同時に5年間の時の長さを感じました。


変わらなかったのは親子の楽しそうで嬉しそうな温かい笑顔です。園生活で見せる可愛い笑顔とはまた違った、おうちの方に見せる甘えた安心した笑顔。その笑顔を見ることができたことが何よりも感謝なひと時となりました。


時代と共に色々なことが発展したり、便利になったり、逆に衰退するものもあります。


時代の流れが変わっても大事にしなくてはならないこと、変えてはいけないものもあります。教育・保育に携わっている者として、子どもたちには人とのかかわり方や思いやりの心、また喜びことや感謝することを変わらず伝えていきたいと願っています。


 今月の聖書のみ言葉は

「 いつも喜んでいなさい。絶えず祈りなさい。どんなことにも感謝しなさい。 」 です。


日々の子育ての中で成長を喜んだり、その可愛い姿にいとおしさを感じること、また子どもの成長を祈ること、そして守られていることに感謝すること、たくさんあると思います。一方でそんな気持ちになれないことも時にはあるでしょう。


喜んで生活している人、神さまに祈り、神さまが求めている善い行いをしている人、そして感謝の心を持っている人は本当に素敵だなと思います。また、そのような人に育てられる子どもは幸せです。


今月のみ言葉を子どもと一緒に覚え、ふとした時に思い出してみませんか。保護者の方々の子育てが良きものになりますように、今月も祈り応援しています!時にはホッと休憩も取ってくださいね。


5月

共に育つ

こひつじ園園長 浅利みどり


今年も園庭の藤の花がきれいに咲きました。すでに花びらは落ちはじめ、新緑の準備に入ったようです。

4月はさくら組さんが和田公園へチューリップを見に出かけました。色とりどりのチューリップに感動していた子どもたち。ゆり組さんは県民の森へ出かけ、満開の八重桜や地面に生えたたんぽぽを身近に感じ、気持ちよい風に吹かれながらたくさん駆け回ったり、花摘みなど楽しんできました。子どもたちの素直に感じる姿に私たち保育者もまた喜びを感じるひと時でした。


新年度がスタートし早くも1か月が経ちました。新しいお部屋や、先生、お友だちにも徐々に慣れ、新入園児も安心した表情で遊びを楽しみ、笑顔が見られることが多くなってきました。


一方でぐっと頑張ってきて今涙しているお子さんもいます。自分の正直な気持ちを表すことが出来良かったです。子どもたちはこれから更に充実した園生活を送っていくことでしょう。


さて、5月11日(土)は保護者会総会・子育て講演会・クラス懇談会が予定されています。今回の子育て講演会のテーマは「 どのようなお子様に育てようとお考えですか 」です。保護者の皆さんはどのようにお考えですか?これをきっかけに考えてみてはいかがでしょうか。


インターネットにたくさんの子育て情報が溢れ、便利になったり、時には迷ってしまうこともあるのではないでしょうか。私も4人の子どもがおりますので、その時々で考えたり悩んだりすることもあります。もちろん喜びもたくさんもらっています。


子どもは一人ひとり違いますから、子育てには正解がないことも多くあります。しかし確かに言えることは、子どもは愛されるべき存在であり、大切に育まれる存在であるということです。


完璧な親でいる必要はありません。その時々で共に喜び、考え、悩み、親も子も成長していきます。


テーマにあるようにどのように育てたいかという気持ちは大切です。その思いが子どもを後押しするからです。押し付けではなく後ろから支え背中をそっと押してあげることです。


そしてうまくいってもいかなくても、お子さんへたくさんの好きを与えてください。ギューっと抱きしめてあげてください。親から受けた愛情を安心感に変えて子どもはまた大きく前進していけます。思春期になれば抱きしめることもあまりできなくなります。今のうちです。そして子育てを楽しんでください。


今回の子育て講演会、私も一人の親として楽しみにしています。お忙しい中と思いますが保護者の皆さまのご参加をよろしくお願いいたします。
(午後は職員研修を持ち、子どもの育ちのために学びを深める予定です。)


4月

あかるく げんきに のびのびと♪

こひつじ園園長 浅利みどり


新入園児のみなさん、入園おめでとうございます。そして在園児のみなさん進級おめでとうございます。

表題に書きました「 あかるく げんきに のびのびと 」は、創立以来こひつじ園のモットーとして掲げられています。今年度もこの言葉を合言葉に保護者の方々と協力して、子どもたちのより良い成長のために、職員一同頑張っていきたいと思います。


3月大きく成長した子どもたちが卒園をしていきました。入園から卒園までの成長していく姿を思うと感動でいっぱいでした。卒園していった子どもたちのこれからの成長と保護者の方々の働きのために祈って期待し応援していきたいと思います。


先日、中学校を卒業し高校に進学するというこひつじ園の卒園生が数名顔を見せに来てくれました。たくましい表情で話をする姿は頼もしさを感じ、その成長がとても嬉しかったです。こひつじ園で培われたものがそれぞれの中で良い方向へ生かされていると信じています。


毎年お伝えしていますが、0歳~小学校に入学するまでの約6年間は身体も心も頭も大きな発達を遂げます。人間の基礎を作り上げる根っこのような部分がこの時期に育っていきます。


この大事な時期に「からだ・こころ・あたま」などがぐんぐんと良い方向へ発達を遂げるために環境が大事になります。環境とは建物や室内などのことも言いますが“人”も環境のひとつです。ですから良い環境の中で育った子どもたちはゆるぎない根っこが育ち、その後の成長も健やかに遂げていくことでしょう。


こひつじ園ではキリスト教を基本として保育と教育を行っています。神さまは私たちひとり一人を差別なく愛してくださっています。ですから私たちもお互いに愛し合いお互いを認め合うひとり一人になっていきたいです。そして子どもたちにもそれぞれが大切で愛されるべきひとり一人であり大切な存在なのだということを伝えていきたいと思います。


私たちは子どもたちがより良い成長をすることが出来るよう、安心安全を大切に職員皆で心を合わせてお子さん一人一人を大切に教育・保育をしていきたいと思います。どうぞご理解とご協力を頂けますようよろしくお願いいたします。


子育てのいろいろなことを私達と共有し共に大切なお子さんを一緒に育てていきましょう。


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