カウンター
[PR] ペット火葬 世田谷

9月

目標を目指して

こひつじ園園長 浅利 みどり


まだまだ太陽が頑張っている季節です。暑さの中でなかなか外に出られない中での保育となりますが、先生たちは少しでも子どもたちが体を動かせる機会を作ろうと日々工夫して過ごしています。


毎朝曲に合わせてダンスや体操をしたり、外に出られそうな時は子どもたちの体調を見ながら少しでも活動をして、汗をかいて、着替えて、水分補給してと。体を動かすと、子どもたちの表情は明るくなるように感じます。


私も時々、さくら組の子どもたちとお相撲を取ります。もちろん本気の気持ちで取り組みます。すると、もっともっとと力を入れて向かってきます。精一杯の力を出してスキンシップもとって満足した表情に私も嬉しくなります。


8月は全国高校野球選手権大会がありました(2年前の大会ではこひつじ園の卒園生も甲子園で大活躍をみせていました)。我が家の末っ子が甲子園を見るのが好きで、毎日のように結果を報告してくれました。


一緒にテレビをみていると、県立岐阜商業高校の横山選手が左手指のないハンデをものともせず、グローブを右に左に持ち替えてスーパープレイを見せていました。どの選手の頑張りも感動してしまいますが、横山選手のこれまでの頑張りを想像すると胸が熱くなりました。目標を持って日々努力されてきたのかなと想像します。


こひつじ園を卒園していった子どもたちも、それぞれの場所で頑張っているのかなと思いめぐらせました。今年の夏は卒園生の大学生が数人、学童クラブでアルバイトをしてくれました。成長した姿はとても嬉しいです。


9月・10月の聖書の言葉
『 神がお与えになる賞を得るために、目標をめざして走ります。 』です。


その聖書の箇所の前にはこうも書かれています。“ 後ろのものを忘れ、前のものに全身をむけつつ ”とあります。


子育てしている中で、ああすればよかった、こうすればよかったと思うこともあるでしょう。私もそうです。反省しつつも、前のもの(これからのこと)に視点を変えて、子どもたちが幸せな人生を歩んでいけるように日々大切に子育てしていきたいですね。


運動会へ向けて子どもたちは目標を持って少しずつ練習を始めています。成長を一緒に喜び、楽しんでいきましょう。


8月

学びの連続性

こひつじ園園長 浅利 みどり


猛烈な暑さが続く毎日です。大人も子どもも疲れが出てくる頃かと思います。栄養のあるものを食べて、よく休んで、この夏も元気に過ごしていきたいですね。


こひつじ園ではプール遊びが始まり、子どもたちの楽しむ姿が見られています。熱中症対策でテントを張り、遊ぶ時間を決めて入り、監視を必ずつけて事故防止対策をしつつ行っています。夏ならではの体験も子どもたちと楽しんでいきたいと思います。


7月30日に幼児教育と小学校教育のより良い接続を目指して津知小学校、延方小学校、こひつじ園の合同研修会がありました。午前中は保育参観を通して子どもたちが遊びながら学ぶ姿を小学校の先生方に見ていただき、午後は教員・保育教諭が一緒に語り合い、子どもが遊びながら主体的に学んできたことを、どのように小学校へ接続していくかを大学の先生を通して研修することが出来ました。


子どもの遊んでいる様子の中には、もっとこうしてみようかな、こうしたら楽しいな、お友だちとやってみようかな、出来て嬉しいな、うまくいかなくて悔しいな、など色々な学びをしています。その姿勢が小学校以降の勉強にも生かされていくのです。


乳幼児期は人格形成の基礎が培われる大事な時期です。こひつじ園で過ごしているこの時期がとても大切なのです。


子どもが遊びや生活を通して学ぶところには大人もいます。その大人がより良い関わりをすることによって、さらに子どもの学びが深まっていきます。


嬉しい時に共感したり、一緒に考えたり、励ましたり、手伝ってみたり。そうすることによって学びがさらに深まっていくのです。


乳幼児期のしっかりとした土台があれば、小学校、中学校、高校、大学や社会人などより良い学びが連続していくのです。


学びとはただ勉強ができることだけでなく、忍耐力や社会性、感情のコントロールなどいわゆる非認知能力が育っていくことも大事なことです。


子どもたちの人生においてより良い学びが連続していくように、言い換えればより良い人生を歩んでいけるように、今月の聖書のことばのように世の中の光として歩んでいけるように、ご家庭と協力して子どもたちの育ちを支えていきたいと思います。


「 あなたがたは世の光です。 」(聖書)


7月

大切なこととは

こひつじ園園長 浅利 みどり


梅雨に入ったかと思ったら急に厳しい暑さがやってきました。皆さんの体調はいかがですか。これから本格的な夏がやって来ます。暑さに負けず、健康に過ごして行きましょう。


子どもたちにも夏ならではの遊びを安全に留意しながら行って行きたいと思います。


先日、80歳のご婦人の方とお話をする機会がありました。昔働いていた時の事を話されていたのですが、その職場に“ 誠実 努力 忍耐 感謝 協力 ” の言葉が掲げられていたそうです。私は急いでその言葉をメモに取りました。


いまの社会ではあまりそのような言葉は聞かなくなってきています。しかしよく考えてみると、とても大切な事だと改めて感じました。


世界各地で戦争のニュースを聞くたびに悲しくなります。事件のニュースも毎日です。 子どもたちが生活している場でもおもちゃの取り合いや、お互いの気持ちが行き違ったりしてケンカになる事はあります。しかしそれらを通して相手の気持ちを知ること、どうしたら仲良く遊べるかを学んでいます。


私たち保育者は良いことは何かを子どもたちと一緒に考え、伝えていきます。お家の方たちも子どもたちと日々そのように接していることと思います。


一人ひとりが誠実さを持ち、努力する事を惜しまず、時には忍耐(我慢)することもあり、感謝する事を忘れず、周りの人と協力していけたら、平和は実現すると思います。


子どもたちが将来、色々なスポーツで活躍するかもしれないし、色々なお仕事に就いていくと思います。どんな働きや活動においても大切な気持ちが根底にあれば、その活躍は更に大きくなっていくことでしょう。


一人ひとりを尊重し、周りを思いやる気持ちを大切にする事を改めて伝えていきたいです。


「いつも主にあって喜びなさい。」(聖書)



6月

日々に感謝

こひつじ園園長 浅利 みどり


6月、水田の稲も少しづつ伸びはじめ、カエルの声も大きくなってきます。

高速バスで東京から潮来へ帰ってくるとき、佐原のパーキングを過ぎると視界180度、川と水田の風景が目に飛び込んできます。とても気持ちがよく、素敵な地域だなといつも感じます。遠方から訪れた方もこの風景に感動し、空気が美味しいと言ってくださいます。


慣れた場所や何気なく過ごす毎日のことですと、見過ごされてしまうことも多いかもしれません。子どもの成長も毎日一緒にいると気づかないけど、その成長の大きさに改めて喜びを感じる瞬間もあるのではないでしょうか。


先日、つくし組(1歳児)のお部屋に行き、子どもたちの可愛いさに夢中になって一緒に遊び関わっていました。するとテラスからさくら組(5歳児)の男の子が「みどりせんせい!こっち来て!」と何か言いたげに呼んでいました。


近づいて「なあに?」と聞くと「あのさ、みどりせんせいってさ、子どもと遊ぶのがすきなの?」と。まさかそんな言葉が来るとは思わなかったので少し驚いたのと同時に嬉しくなりました。子どもの目に、私が“子どもたちと遊ぶことが好き”が伝わっていたんだ!と。


子どもに大人の姿はどう映っているでしょうか。楽しそうだな、大変そうだな、嬉しそうだな、怒ってるな、など。人間なので色々な感情が大人にもあります。子どもにもあります。しかし、子どもの目に映る大人や親の姿が良好なものでありたいなと思います。


今月の聖書のみ言葉は、
『 いつも喜んでいなさい。絶えず祈りなさい。すべてのことについて感謝しなさい。 』です。


日々の生活の中で、このような気持ちになれないことは多々あるでしょう。頑張っている証拠だと思います。しかし、日々のことに喜び・平和を祈り・感謝する気持ちを心の中にとどめて発揮できたら、素晴らしい人生になっていくと聖書は言っています。子どもの目に素敵な姿を見せていけるのではないでしょうか。


まもなくジメジメした梅雨の季節になりますが、雨が降ることに感謝し日々過ごしていきたいですね。


5月

新緑の季節

こひつじ園園長 浅利 みどり


いよいよ新年度のスタートです。新入園児のみなさん、入園おめでとうございます。そして在園児のみなさん進級おめでとうございます。

新年度が始まり早くも1か月が過ぎました。子どもたちは新しい環境にも慣れてきて、安心しながら遊び活動している様子が見られるようになりました。


例年、園庭の藤の花はゴールデンウイーク中に満開になり、子どもたちに見てもらえないのが残念でした。今年は開花が早く、八重桜も同時に満開になり、二つの色が重なりとてもきれいでした。


これからは新緑の季節となります。神さまが創造された自然の美しさを子どもたちと一緒に感じていきたいと思います。


先日、我が家の子どもたちの体育祭がありました。生徒の皆さんがそれぞれの分担や競技を全力で取り組み、楽しみ、悔しがったり喜んでいる姿にとても感動しました。そして閉会式での達成感の表情も素敵でした。(私事ですが、娘がこひつじ園ひよこ組から一緒に育った友だちと高校で再会し、共に頑張る姿も嬉しかった一コマです。)


こひつじ園では年中・年長さんがマーチングバンドをします。こひつじ園のチーム名は「 リトル☆エンジェルス 」です。今年度も少しずつ練習が始まります。


保護者会でもお話させていただきましたが、マーチングを通して子どもの様々な成長を促していきたいと願っています。


例えば、音や人の話をよく聞くこと、みんなと協力すること、体力をつけること、頑張ることなど。その他にも色々ありますが、頑張って練習して「 できた! 」をたくさん経験し、積み上げてきたものがマーチングの発表になって達成感を味わうことができます。


その達成感が人生の中でチャレンジしたり頑張るときの原動力になることでしょう。またそうなってほしいと願っています。 今年度の「 リトル☆エンジェルス 」にも温かい応援と励ましをよろしくお願いいたします。子どもたちのどんな姿が見られるか楽しみです。


こひつじ園で歌っている賛美歌の♪おおしくあれ♪のもとになっている聖書の一節を紹介します。


『 強く、また雄々しくあれ。主があなたと共におられる。主はあなたを見放すことも、見捨てられることもない。』(聖書)


新緑の季節、自然の力強さのように私たちの心も体も健康に過ごしていきたいですね。


※主(しゅ)とは神さまのことです。


4月

あかるく げんきに のびのびと

こひつじ園園長 浅利 みどり


いよいよ新年度のスタートです。新入園児のみなさん、入園おめでとうございます。そして在園児のみなさん進級おめでとうございます。


新年度にあたって、こひつじ園の「教育・保育」の理念と方針をお伝えします。

理 念 「 あかるく げんきに のびのびと 」

方 針 「 人間形成の最も大事な乳幼児期の児童を、キリスト教教育・保育を基本とし 心身ともに健全な発達育成に力を注ぐ。」


理念の「 あかるく げんきに のびのびと 」は、創立以来ずっと合言葉として掲げてきました。 先日、立派にこひつじ園を卒園していった子どもたちもこの言葉が胸に刻まれています。


私もこひつじ園の卒園児ですが、その時からの友人は今でも子育てや仕事をする際に「 『 あかるく げんきに のびのびと 』だよね!」と言ってくれています。ぜひ皆さんも覚えていただけたら感謝です。


ご存知の通り、こひつじ園はキリスト教を軸として教育・保育をしています。毎月、聖書の言葉を一節暗唱します。そして良いことは何かを伝えています。


乳幼児期は人間の基礎、土台が培われる大事な時期です。愛情いっぱいに育てられ、心が満たされると生きる力が湧いてきます。ひとり一人が大切で愛される存在だということを、たくさん伝えていきたいと思います。


今年度も「 あかるく げんきに のびのびと 」の言葉を合言葉に保護者の方々と協力して、子どもたちのより良い成長のために、職員一同頑張っていきたいと思います。


行事等様々な面でご協力をいただくことがあると思いますが、新年度もどうぞよろしくお願いいたします。



子育て入門

園長先生の子育て入門はコチラから。


■子育て入門